配列では、インデックス番号は0から始まります。しかし、私たちが日常生活で0から物を数えることは無いため、直感的に分かりにくかったりします。そこで、インデックス番号を1から始める方法についてお教えします。
インデックス番号を1から始める方法は次の2つです。
- 要素数を「1 to 〇」とする
- 「OptionBase1」を使う
要素数を「1 to 〇」とする
この方法では、宣言した配列のみ、インデックス番号が1から開始されることになります。
「OptionBase1」を使う
プロシージャ外で「Option Base1」と記述すればOK
このプロシージャ内での配列の要素数は、1からになります。
OptionBaseを記述しない場合、配列のインデックス番号は0から始まる
OptionBaseで指定できるのは、配列のインデックス番号のみ
配列のインデックス番号が指定できることは御覧の通りですが、あくまでも配列の、要素のインデックス番号が変更出来るにすぎません。
また配列の次元数も、1から始まることに注意しましょう。
その他、以下のようなものはOption Baseの設定とは無関係であることに注意が必要です。
種類 | インデックスの始まり |
シートコレクション | 1 |
CollectionのItem | 1 |
セル番地 | 1 |
まとめ
- インデックス番号を1からにするには、要素の宣言時点で「1 to 10」のようにするか、「Option Base1を使う。」
- インデックス番号の始まりを変更出来るのは、配列の要素数のみにであることを気を付ける。
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