宅建士に合格な必要な勉強時間は300時間
一般的に、宅建士試験に合格するためには300時間から350時間が必要だとされています。
完全な法律初学者が勉強をしたとしても、正しい勉強法をつづければ350時間程度で合格は可能です。
しかしながら、何年も合格出来ない人がいる試験でもありますので、闇雲にたくさん勉強すれば合格できるというものでもありません。
独学者はもっと短期間で合格できる
資格予備校に通うとなると、決められた教材、決められたスケジュールで学習をすすめざるを得ません。
つまり、資格予備校に通っていては学習効率の伸びしろが全くないということになります。
もっとも効率が良いのは、個人の得意、不得意にあわせてスケジュールや教材を自由自在に選べる独学です。
個々の事情に合わせて勉強法をオーダーメイドすることで、最高の学習効率を実現させることができます。
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科目別勉強時間
法律初学者が、科目別に合格点を取るのにかかる時間はおおむね以下のとおりです。
※かけるべき時間ではないことに注意
民法等 | 宅建業法 | 法令上の制限 | その他 |
200時間 | 30時間 | 50時間 | 20時間 |
民法等
多くの受験生が苦手とする科目です。
宅建士に合格できるかどうかは、民法の出来で決まります。
得点率は5割をめざしたいです。
得点率が5割を切ると、他の科目で満点を取っても合格は絶望的になります。
合格を左右する科目ではありますが、5割以上をねらう得点計画を立てると、勉強範囲が広くなり勉強が間に合わなくなるというジレンマが生まれるというバランスが難しい科目です。
ちなみに、一か月以内の勉強で宅建士に合格したと自称する人は、宅建士より難易度が高い法律系資格の取得者か勉強中の人で、民法の勉強が最初から終了しているというのがカラクリです。
宅建業法
「〇〇というルールだから、答えは△」というように、暗記で得点が伸びるので、勉強すればするだけ得点が伸びていきます。
満点か満点-1点程度の得点率をねらう必要がありますが、短時間で攻略が可能です。
不動産関係に勤めている人には、馴染みがある用語が出てくるので有利になります。
法令上の制限
宅建業法と同じく、「〇〇というルールだから、答えは3番」のように暗記がモノをいう科目です。
用途地域の理解が必要で、宅建業法より時間がかかります。
その他
建物関係の問題は、常識で解ける問題も出題されます。
5点免除の問題も直前に対策することで3点程度はもぎ取れます。
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